「JUNE ROCK FESTIVAL 2021」
無事終了しました!

2021年10月16日(土)に川崎クラブチッタで
「JUNE ROCK FESTIVAL 2021」という
ロックイベントを開催させていただきました。あれから2週間が経過しましたが
アーティスト、スタッフ、来場者から
新型コロナウイルス感染の報告はありませんでした。これで、声を大にして
「大成功でした!!!」と言えます!

出演してくれたバンドマン、
会場に足を運んでくれたお客さん、
開催のためにご尽力いただいたスタッフのみなさま、
感染対策の徹底にご協力いただいた皆さまに
改めて感謝申し上げます。

本当にありがとうございました!!!

「JUNE ROCK FES」は2018年に
オールナイトイベントとして初開催し、
翌年はパワーアップして大盛況で終了。
しかし、2020年はコロナ禍の状況を鑑みて
泣く泣く開催を諦めました。

本来このイベントはフェス好きな僕が
「夏フェスまで待てないフェス好き」に
向けて始めた「6月のフェス」で、
「JUNE ROCK FES」というタイトルに。
(本当は「JUN ROCK」でしたが、
照れ隠しで「JUNE ROCK」にしました)

昨年に続き、今年もコロナ禍で
フェスやイベントが中止・延期になるなか、
6月よりは10月の方が少しは状況が
よくなっているのでは?という理由で
今年は10月開催に踏み切りました。

コロナ禍での有観客ライブは
だいたい通常キャパの50%なのですが
(地域、会場、チケットの販売時期、
などによって多少規定が違うようですが)
チケットの先行販売を始めた8月は
まさに緊急事態宣言中でした。

緊急事態宣言下での開催となると
有観客は「さらに半分」しか入れられず、
つまり通常の1/4キャパ設定でした…

「10月には緊急事態が明ける」という
予測も出ていたので、開催時は
「通常の半分キャパ(約600人)で出来る」
という見込みで進めていました。
(半分キャパでも「ほぼ儲けなし」ですが…)

イベントの運営チームとしては
チケットが売れ残るリスクを考えると、
開催日に近い「一般発売」で沢山売るより
「先行予約で一枚でも多く売っておきたい」
というのが通常の考えのようです。

なので、半分キャパでの開催を見越して
「先行予約で600枚売りますか?」
という案も上がりましたが、
万が一緊急事態宣言が延長したら
300キャパになってしまい…そうなると
当選者を半分に減らさなければなりません。

観たかったライブのチケットが当たって
ワクワクしているところに

「一度当選したのですが、
事情が変わってしまったため、
やっぱり落選になります」

なんて連絡がきたら、ショックを
通り越して立ち直れませんよね?

というか、もはや恨みますよね…?

いっそイベントが中止や延期になって
全員いけないから、まだ諦めがつきますが、
当選者の中から観に行くことが
出来る人もいて、自分は行けないとなると
「仕方ないか…」では済まされませんよね?

そこで、先行販売は少なくなるけれど
「緊急事態宣言が明けるまで当選者は
少ないままで進めたい」と僕がお願いしたところ
運営チームはこの意見を尊重してくれました。感謝!

最初の先行予約では有難いことに
600人以上の応募がありましたが、
当選者は半分以下の300人だけでした。

一次先行の翌日、Twitterを調べたら
「JUNE ROCK当たらなかった…」という
呟きをいくつか見かけました。

本来なら「応募者全員に来て欲しい!」
という思いなのに、歯痒いというか
悔しくて仕方ありませんでした。

そして二次先行直前にスタッフに
確認をしたところ、一次先行予約で
当選したほとんどの方がチケットを
購入してくれていることがわかりました。

緊急事態宣言は変わらず明けていなく、
このままだと二次先行では
「数名しか当選者が出ない」という状況を知り、
更なる不安を感じました…

普通に僕がお客さんの立場で
先行予約に2回連続でハズれたら
ショックだし、もう応募するのやめよう、
という気持ちになってしまうかも…

ただでさえコロナ禍で、ライブやフェスに
足を運ぶお客さんが減っているというのに、
チケット抽選で2回も当たらないと
ますます「行きたい!」という気持ちが
薄れてしまうのでは…と心配になり、
すぐにスタッフに連絡して

「チケットが当たらない理由を
ちゃんと落選者に伝えて欲しい」

と、お願いしました。

スタッフはすぐに対応してくれ、
二次先行で落選した方にメールを
送ってくれました。そのおかげなのか、
多くの方が諦めずに3回目の先行予約や、
一般発売を待って、応募してくれました。

そして10月に入った頃、イベントチームとの
最終ミーティングで、不安点が浮上しました。

▼席の案内が「オールスタンディング」
「全席自由」だけだと分かりづらくないか?
▼飲食はいつ、どこでしていいのか?
▼物販はいつ、どこでするのか?
▼物販を全アーティスト分並べたら密にならないか?
▼コインロッカーは使えるのか?
などなど…

普段ライブハウスによく足を運ぶ人なら
気になることも、イベントを作っている
人たちは意外と気が付かないのです。

すぐに細かいガイドラインを作成して、
SNS、HPにあげることにしました。

そんな中、リストバンドの話も出ました
(以前ブログで書かせていただきました)。

これまではビニール製のしっかりしたものに
ロゴが印刷されていましたが、
「今年は予算がないし、紙製の無地で…」
という話があがりました。

今年はコロナ禍での開催のため
キャパも半分だし、当然収入も半分…
イベントを成功させることを最優先に
今回は色々なことを諦めていたので
リストバンドも「仕方ないか…」と思って
いるなか、あることが頭をよぎりました。

7月に開催された花団のライブで、
銀テープに印字する予算がないから
「メンバーが手書きで700枚書いた」
という話を思い出しました。

お客さんにとっては、何も書いてない
無地のリストバンドをつけるより、
手書きでも、イベント名が書いてる方が
テンションあがるはず…!

その思いに賛同してくれた4人のバンドマン
(康雄、あゆみ、赤飯、かず)が、
それぞれ約30枚ずつ手書きで
リストバンドを書いてくれました!本当に感謝!

そのおかけで、リストバンドを受け取るときに
「誰の手書きリストバンドが当たるのか?」
というガチャガチャをやるような
楽しみがイベントに加わりました(о´∀`о)
(8割は僕の手書きでしたが…)

それと、先日ブログで紹介しましたが
フロアで流れているBGMは全て自分で選曲しました。

単純に好きなバンド、仲の良いバンド、
イベントに出て欲しかったバンドの曲や
ここに来ているお客さんが待っている間に、
聴いてテンションが上がるような曲、
そんな選曲をさせてもらいました。

正直言って、僕は「ライブやイベントを作ること」
に関してはまだまだ素人です。

オレ以上に、イベントを沢山やっている人も
オレ以上に、ライブに足を運んでいる人も
オレ以上に、アーティストに詳しい人も
オレ以上に、バンドマンに愛されている人も
もっと沢山いると思います。

それでも
オレ以上に、ライブハウスに足を運んで
オレ以上に、「客」としてライブを楽しむ
イベントプロデューサーは他にいないはず!
と自負しています。

後半「オレ以上」「オレ以上」と、
自己主張が強くなってしまいましたが…
(MOROHAのアフロみたいですね笑)

タイトルも堂々と「オレ以上」
と書かせていただきましたが、
これは自己主張ではありません。

「オレ以上」でなく
「お礼状」なのです。

「JUNE ROCK FESTIVAL 2021」
出演してくれたバンドマン、
来てくれたお客さん、スタッフのみんな、
本当にありがとうございました!

今年の最高のフェスになりました!
また来年、必ず会いましょう!!

三浦 ジュン

タイムテーブル

チケット 一般発売
10.2 (Sat) 10:00 〜
¥6,800(D代別¥500)